2007/4/22
施 設 見 学
茨城県霞ヶ浦環境科学センターに行き、霞ヶ浦や水について学びました。
組ごとに集合してバスに乗り、ツツジの花咲く桜庁舎を出発して約30分でセンターに到着しました。
まず、センターの庭で組ごとのセレモニーを行いました。今月の歌「全員集合」も元気に歌いました。
ホールに移動してセンターの先生から霞ヶ浦の歴史や生き物などについて話を聞きました。
30−40年くらい前は、夏には多くの人が泳いでいたそうです。
実験室では、まず霞ヶ浦に生息するミジンコなどを観察しました。
先生が用意してくれた霞ヶ浦の水をスポイトで取り、プレパラートにして顕微鏡で観察しました。
顕微鏡で一生懸命に観察して、何が見えたかを一覧図で確認しました。
いろいろな動物プランクトン、植物プランクトンを見つけることができました。
次に、水の性質をいろいろな方法で調べました。
まず、霞ヶ浦の水、水道水、ほんの少し牛乳を垂らした水道水の3種類の水の透視度を測定しました。
底に印がある専用メスシリンダーにそれぞれの水を入れて、水の量を調整しながら上から覗き込みました。
霞ヶ浦の水は濁っていて、底の印が大変見えにくいことがわかりました。
先生とのジャンケンで勝ったスカウト2名が2種類の水の味比べをしました。
2名とも「おいしい水」を言い当てることができました!
次に、先生が電気伝導度に関する実験を見せてくれました。
水中に入れた電極間に電流が流れやすい水(電球が明るく光る)と、流れにくい水があることがわかりました。
最後は、霞ヶ浦の水、水道水、ほんの少し牛乳を垂らした水道水の
COD (水の汚れを表す指標のひとつ)を測定しました。
測定では、それぞれの水にいろいろな試薬を慎重に注入したり水を暖めたりしました。
大きなビンから試薬を入れる時は、こぼれないか心配してちょっとドキドキしました。
ほんの少し牛乳を垂らした水道水が最も大きな値(汚れ)になりました。
自然環境を守るために、生活排水を減らすことの大切さを学びました。
実験が終了して組ごとに昼食を取りました。外は風が強くて、湖面には大きな白い波が見えていました。
食事の後は、センター内展示スペースなどで霞ヶ浦に生息する生き物の観察や写生を組ごとに行いました。
観察結果等をまとめて組ごとに発表しました。また、1月に作ったそれぞれの組の歌も歌いました。
最後に、センターの先生へお礼のエールを送りました。
桜庁舎に戻ってから表彰などのセレモニーを行いました。
引き続き、組ごとのセレモニーを行って施設見学が無事に終了しました。
霞ヶ浦のことや水の性質など、私たちの身近な自然環境について多くのことを楽しく学ぶことができました。
茨城県霞ヶ浦環境科学センターの皆さま、本当にありがとうございました。
[ 戻る ]