スカウトカレンダー


 毎年、この時期になると日本連盟のスカウトカレンダーに団の名入れをしたものを団でまとめて購入し、お世話になっている個人、団体に差し上げると共に、 スカウト、リーダーに販売していた。

(実際の日連のカレンダーは活き活きした写真が載っていてすばらしいものです。)

 このスカウトカレンダー、スカウトの活動中の写真がたくさん載っていて、広報用ツールとしてもすばらしいものであるが、1部630円で安くはなく、名入れをしてもらうには50部以上の注文が必要である。近年、残ったカレンダーをスカウトに売るのが大変になってきた。
売れ行きが悪いのは自分たちの写真が載っていないためではないかといういことで、今年は、団で、オリジナルのカレンダーを作ることになった。
というか、私が一人で作ることになってしまった。

 写真は、カブ隊のものは、今までの活動で撮りためたものがたくさんあり、ボーイ隊からは、最近の写真をいただいたが、 ここから写真を選び、必要に応じて加工しなければならない。これが、結構大変。
あとは、各月ごとのカレンダー本体を作る必要があるが、これは、Excelの表を利用して、しこしこと作った。


ひと月ぐらいかかったであろうか。ある程度、かたちができあがってきた。
実際に印刷してみると、画面で見るのと色合いが違い、それぞれの写真について調整が必要であった。
日連のカレンダーを真似て、A3の紙に両面印刷し、二つ折りにしてとじ込み、開いた状態で上部に写真、下部にカレンダーという作りにすることにした。


 印刷する紙の選択だが、レーザープリンター用のA3判の光沢紙で薄いものが良いかと思ったが、適当なものがなくて、 結局、A3のセミ光沢紙で少し厚めのものにした。コクヨのカラーレーザー両面印刷用セミ光沢紙、中厚口を400枚購入した。
それから、カレンダーを壁に掛ける時に使用する穴を開ける必要があるが、通常の二穴タイプのパンチは使えないため、「回転式穴あけパンチ」なるものを購入した。 これを用いて、3.5mmの穴を開けることにした。

(この道具を用いることによって2〜4.5mmの穴を開けることができる。)

原稿の作り方は、先ずはWordで、表紙、裏表紙を含めてA4横28ページの原稿(表紙、写真、カレンダー、写真、カレンダー、・・・の順)を作成。
写真は、Photoshopで加工したものを貼りつけた。カレンダーはExeclで作成したものを貼りつけた。
その後、Word文書をPDFファイルに変換し、「小冊子の印刷」モードで1部あたり、7枚のA3の紙を用いて両面印刷した。
その後、A3の紙を半分に折り、中央を中とじ用ホッチキスで止め、最後に回転式穴あけパンチで穴を開けて完成である。
印刷は印刷機がかってにやってくれるが、その後の作業が、結構大変だった。はあーっ。
透明の袋に入れて完成。
結構いい感じ。これなら売れるか?


すでに50部ほど作成したが、今後も受注生産可能である。
希望者には、実費(紙代、トナー代)でお売りします。(大量に注文が入っても作れないが。(笑))



2011/11/8 平

戻る ]