ブラウンシー島


ブラウンシー島といえばスカウト運動発祥の地として誰もが知っている。ただ、どんな島か知っている人は多くないと思う。
いつか、B-Pが実験キャンプを行ったこの島に行ってみたいと思っていたが、ついに行くことができた。

2006年4月26日から5月1日まで車でイギリスを旅行した。
Luton空港で車を借りると、幸運なことに、貸してくれた車はフォルクスワーゲン・ゴルフの新車だった。エアコンは付いていなかったが、 まっさらの新車に家族一同大満足だった。
湖水地方、コッツウォルズ地方の古い町をB&Bに泊まりながら観光し、最終日、5月1日、いよいよブラウンシー島へと向かった。
ブラウンシー島はロンドンから車で2時間半ぐらいのPool湾内の一番大きな島で長径2km、短径1km程である。
朝、少し雨が降っていたが、島へ向かうフェリー乗り場のあるPoolに着いた頃にはすっかりいい天気になっていた。


ブラウンシー島へ向かう黄色のフェリーの前で


Pool湾はヨットやジェットボートでにぎわっていた。フェリーで30分ぐらい進むと、ブラウンシー島の港がせまってきた。

ブラウンシー島は、現在、ナショナルトラストが管理していて、島に上陸するには管理費を払わなければならない。
ファミリーチケットで11ポンドであった。ちなみにフェリー代はファミリーで往復17.5ポンドだった。
島内は、自然が見事に残されていて、孔雀や鶏が放し飼いにされていた。野鳥もたくさん飛来していた。


島内の様子

島内を歩くこと20分。スカウトストーンに到着。B-Pの実験キャンプを記念して建てられた碑である。
スカウトストーンから海の方に下って行くと、キャンプサイトがあり、そのそばに小さな土産物屋があった。


Scout Stone、土産物屋、Trading Post

時間が無くて、ゆっくり島内を散策することはできなかったが、すばらしい島だった。
今もなお、100年前のB-Pが少年達を引き連れて実験キャンプを行った頃のスカウト精神がそのまま保存されていた。



2006/10/27 平

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